住宅事情で鯉のぼりをあげる事が出来ないご家庭が多くなっている昨今、室内には
五月人形や鎧、兜は飾る事ができるとおっしゃる事が多いようです。
タオルミーナでも、端午の節句に五月人形と鎧、兜をかざる事にしました。
何気なく飾ってある五月人形ですが、これにも意味や由来がございます。
戦国時代の武将は鎧、兜を身に着ける事によって自分の身を守りました。
同様に命を守る象徴として考えられ、男の子を事故や病気、災害から守って頂きたいと
願いを込め飾るようになりました。
写真の五月人形は「金太郎」をイメージされている人形だと思われます。
金太郎は、平安時代に実在した人物だと言われています。全身がまるまる太って
怪力を持った子供だったようです。童謡にあるようにまさかりを担ぎ、熊、猿と戯れ
相撲や乗馬が好きだったそうです。成長した金太郎(坂田金時)は四天王と
言われる従者の一人となり活躍した武将です。
このように五月人形には、勇ましい男の子に育ちますようにと言う願いが込められています。
私たちも、地域社会全体で子供たちの健やかな成長を見守って参りたいと思います。